No. 58

atwight

ごくたまにですが、山の上に宿泊するとダイナミックな夕焼けや朝焼けに出会うことがあります。夕焼けの場合は翌日の天気は晴れるといわれることもあり、良い前触れのような気もします。逆に朝焼けは天気が崩れてくるといわれますね。何事もない朝夕のほうが多くなりますが、やはりこういう景色に出会ったほうがそのあとの記憶にも残ります。

甲斐駒ヶ岳を写したもので、北岳の肩の小屋のテント場から撮影した夕焼けです。初めての北岳山行でしたので記憶にもよく残っています。たくさんのテントが張られており、小屋にもたくさんの人が泊まっていましたが、みんな出てきて稜線に一直線に並んで撮影していました。歓声が響いていたことを覚えていますが、同時に”寒い寒い”という言葉も聞こえていました。3000mですからね。。。

カメラはこの頃は SONY α7S を使用していました。1200万画素とかなりの少なさですが、代わりに高感度にめっぽう強く夜間の撮影を含めて重宝しました。第一世代のα7シリーズは非常に小型・軽量で現行機種から見るとおもちゃのようです。しかしそれでも、登山の際に小型・軽量というのは大きな強みで、重量の面でもサイズの面でもザックに入れて持ち運ぶのが非常に楽でした。ほぼスチルでしか使用していませんでしたが、最初のミラーレス機として癖などを学んだ機種でした。なお、1200万画素でもA3ノビでの印刷は十分可能で、鑑賞距離を考えると写真展でも十分通用します。本当にいい機種でした。

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