No. 62

atwight

そういうときもあるさ、ということで自分を納得させます。新穂高温泉から笠新道を使って笠ヶ岳にアクセスしました。天気予報は外れて、ほぼ曇りの道中となり目立って写真撮影もできませんでした。頂上についてもこのありさまで、”う~ん”という状況でした。

山では天気予報が外れたり、または頂上のみが曇っているということはよくあることなのですが、さすがに笠ヶ岳でこの状況になると辛いものがあります。笠新道は長く、かなり疲れました。杓子平まではまだよいのですが、杓子平と笠新道分岐の間でだいぶ疲労がたまり足がゆっくりになります。笠新道からテント場まではあまりアップダウンがありませんが、抜戸岩をくぐった後に見上げる笠ヶ岳は絶望感すら感じます。辛い。

そんな中に登った笠ヶ岳は山頂も真っ白なガスの中でした。時間はありますし、疲労もたまってきて動ける気もしないので、ここでゆっくり時間をつぶすことにしました。隣では百名山完登のグループが大騒ぎをしていました。自分はわずかでもいいから青空が見えることを祈って腰を下ろします。

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